今日も萌えてます

白帯ライト級腐女子のBLまんが感想

『あまあまに染まる』

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作家:鳩屋タマさん

40の元ヤクザ トヨさんと20代の春人のボーイズラブ。春人が熱烈に惚れて、トヨに猛アタックしてますが、トヨさんからは「好き」を引き出せません。モヤモヤしつつ、飲みにいった後、泥酔の友人に間違ってキスされます。それを知っても干渉しないトヨさんに不安を募らせ...なのですが、この件があって結果的には「好き」と言ってもらえます。春人は感激!そう、あまあまなんです。甘いラブストーリー。
そして同収の別話『ヤミ金くんの甘い言葉はあてにならない』も面白かったです。こちらは推★4です。
事業に失敗し、友人に裏切られ、高校時代の後輩の取り立てに会うという話。返せないなら体で払えって、肉体労働を要求されます。で、後輩の和真にヤられます。そもそもゲイだし、嫌がってみせても本当は和真が好きだったので感じてしまいます。「体で稼ぐのも案外向いてるかもよ」と言われるも「金の為でも、こんなの和真じゃなきゃ嫌だ」と言います。ーお前は知らないだろうけど、高校の時、ずっと好きだったんだー
さて、和真はどうするか...今度は和真がモードチェンジ。「かわいさに免じて優しくしてあげる 今日は恋人っぽくしよっか」と名前呼びします。今まで呼んだことないくせに。そして「好きだよ 幹」とささやくのです
好きだった感情があるからこそ、和真に抱かれることに抵抗したくなる幹は逃げ出そうとしますが失敗し拗れます。和真は支配的な態度で幹をねじ伏せ、挙句には、出会わせたトヨさん(ここで『あまあま』のトヨさん登場!和真とトヨさんは知り合いだったんです)「俺もう飽きたんで、トヨさんにそいつあげます」と言って去ります。幹は「俺この人に売られんのかな」とボロ泣き。困惑のトヨさん...でも、あらまし聞いて、状況を察したトヨさんは画策、ちょっとリッチなホテルに和真を呼び出し、和真を抱こうとします。居たたまれず「...やっぱりそいつ返して下さい」という和真。そう、和真は幹を好きなのです。ずっと...闇金業者でもなく、親からの不動産業を引き継ぐ経営者で、トヨさんは仕事での知り合いです。幹が借金に困っていると知り、助けたかったのです。トヨさんは「ごゆっくり♥」と去ります。

あとがきがめちゃ面白かったんですが、それと言うのは”乳首愛” 乳首の描き方についてです。ちくびトーン重ね貼り→ぷるぷるの美人ちくびが返ってきました→だが乳首を寄せないと違和感ぱないと気付いてピンチ→できねぇ...→お前の乳首愛はその程度か、今こそ試される情熱の時って、こんなやりとりの応酬が描かれていました。制作者さん秘話ですね。
この作者の作品はどれも安定の可愛さ!絵が大好きです。今のところ、めちゃコミック配信分は完読です。
感想済みは以下のとおり

『えっちなお尻じゃダメですか?』 

『僕をしあわせにしてください』

『猫とスピカ』

『背伸びをして届くまで』

他には
『となりのオネエさま』
『両手に花じゃダメですか』
『声に染まる』