今日も萌えてます

白帯ライト級腐女子のBLまんが感想

『生意気ヒエラルキー』

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作家:ひなこさん

3作オムニバスです。一つ目の『生意気ヒエラルキー』は先輩後輩のBL。
一つ違いの後輩とは中・高・大の付き合いで、アパートも近所。冗談まじりに「俺のこと追っかけてきたんだろ?」と聞いてみたら「はい どうしようもない人だから目が離せないので」と返答されています。なんだかんだ後輩に面倒みてもらいつつ、好かれている自負心に胡坐をかいている主人公である先輩は後輩を試すようなことをしてみたり、ちょっとバカです。片や後輩はクールな感じ。

飲み会で、そこそこ酔っているなか、友人(男)からふざけてキスされちゃう主人公。それに怒った後輩くんが主人公にキス(深いやつ)します。舌を噛むし、鬼気迫る怒りっぷりです。主人公はノンケなのでしょうが、熱烈に自分を好いている後輩になら抱かれてもいいって思考になっています。で、後輩くんは...ゲイなんでしょうね、ずっとこの先輩が好きなんですもん。

正直、この主人公のどこがいいのかわかりません。なので後輩くんの執着の源がわからない分、後輩くんが怖いです。でも淡々としている分、先輩へのラブの情熱にギャップ萌えします。

『酒と恋には酔って然るべき』

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作家:はるこさん

お酒(日本酒)の解説がわかりやすくて、それ飲みたいな~なんて思わされます。一話目はワンカップですよ、敷居が低くていいですね。主人公は32才 女 会社員 家飲みの良さを知っています。主人公もオモシロさっぱりな性格で好感が持てます。周囲が結婚だの出産だの...なのに酒を楽しむ独り者。そして年下の同僚男とどうなることか的な展開です。ただ...個人的には結婚に焦るアラサーの話は好みません。特に、本人のみならず、周囲の無遠慮の言葉や態度が不快なのです。無料分の12話までを読みましたが、年下同僚男にちょっと苛立ちます。思わせぶりだったり、失礼だったり。私は元婚活アドバイザーゆえに女の価値が年齢ではかられる現実を知っていますが、それがホントに嫌でした。ステレオタイプな価値観が浸透していやしませんか?と毒づきたくもなります。

お酒知識も得られますし、テンポもよくて面白いです。たぶん年下同僚くんも悪い人じゃないはず。きっと恋は実るのでしょう。続き、どうしようかな?読んだなら、感想を追加したいと思います。

『そのギャップ、ずるいよ』

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作家:裾はるおさん

主人公=純(偽名=翔子)この女がいけ好かない!美人です。で、アパレル販売の仕事なのに地味を通しています。仕事とプライベートは別、だから恋愛なんてもってのほか。職場では目立たぬように、そういう考えの持ち主です。ハーフでモデルみたいにカッコいい上司=ケントが異動してきても我関せず。上司としても印象最悪でした。プライベートでは恋人は作らずにワンナイトの相手を漁っています。そんなある夜、酔ったケントにナンパされ、リッチなホテルへ持ち帰られちゃいます。強引なようでウブな態度、なんですかそのギャップ、チェリーかい?と思うほど、上司の時の顔とは違い過ぎるし、なんだかムラっときてしまい、翔子からヤっちゃいます。朝、ケントから今後も会いたいと迫られますが、ワンナイト主義を伝えます。それでも引かないケントにセフレならと...ケントはそれでも会えるならと了承します。いくら地味にしていても気が付かないほどってメイク力半端ないですね。ケントも仕事の時の厳しく細かく嫌味アリな態度と、わんこ系なプライベートに差があって、主人公は戸惑います。そして二面性を自分だけが知っていることに優越感を感じたりもします。そんな主人公の相談相手は幼馴染の男です。もう、ピンときますよね、そうです、幼馴染は主人公を好きなんです。不仲な両親に愛されずに育った生い立ちから愛することに臆病になって、性欲が満たせればいいと、テキトーな相手を見繕っては遊んできたというわけですが、ケントは真剣交際を望んでいます。不意に従業員であることがバレてしまいますが、ケントは秘密での交際続行を希望します。そして君に僕を選んでもらいたいと伝えます。もー、ええやん、OKしたらええやん、と私なら思いますけど、どうしようかと悩み、幼馴染に相談します。誰とも付き合う意思がないと言っていたからこそ見守ってこれたのに、ケントとの交際に踏み出すかもしれないとわかって焦る幼馴染は暴挙にでます。ケントが利用するホテルの予約をとり、主人公を呼び出します。強引に迫るも拒否られ凹みますし、泣きます。で、二人でホテルから出るところをケントに目撃されてしまい、誤解を弁解する間もなく...そしてケントが主人公に距離を置くようになります。その後、ケントのNY支社への異動の噂を耳にして、主人公の心は揺れます。やっぱり会って話そう!主人公のみならず、ケントもそう思っていました。そして気持ちは通じ合い、NYへ一緒に行ってくださいとなるわけです。

上手に展開され、するするっと読めて面白かったです。ただ、この主人公が嫌いです。

『あまあまに染まる』

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作家:鳩屋タマさん

40の元ヤクザ トヨさんと20代の春人のボーイズラブ。春人が熱烈に惚れて、トヨに猛アタックしてますが、トヨさんからは「好き」を引き出せません。モヤモヤしつつ、飲みにいった後、泥酔の友人に間違ってキスされます。それを知っても干渉しないトヨさんに不安を募らせ...なのですが、この件があって結果的には「好き」と言ってもらえます。春人は感激!そう、あまあまなんです。甘いラブストーリー。
そして同収の別話『ヤミ金くんの甘い言葉はあてにならない』も面白かったです。こちらは推★4です。
事業に失敗し、友人に裏切られ、高校時代の後輩の取り立てに会うという話。返せないなら体で払えって、肉体労働を要求されます。で、後輩の和真にヤられます。そもそもゲイだし、嫌がってみせても本当は和真が好きだったので感じてしまいます。「体で稼ぐのも案外向いてるかもよ」と言われるも「金の為でも、こんなの和真じゃなきゃ嫌だ」と言います。ーお前は知らないだろうけど、高校の時、ずっと好きだったんだー
さて、和真はどうするか...今度は和真がモードチェンジ。「かわいさに免じて優しくしてあげる 今日は恋人っぽくしよっか」と名前呼びします。今まで呼んだことないくせに。そして「好きだよ 幹」とささやくのです
好きだった感情があるからこそ、和真に抱かれることに抵抗したくなる幹は逃げ出そうとしますが失敗し拗れます。和真は支配的な態度で幹をねじ伏せ、挙句には、出会わせたトヨさん(ここで『あまあま』のトヨさん登場!和真とトヨさんは知り合いだったんです)「俺もう飽きたんで、トヨさんにそいつあげます」と言って去ります。幹は「俺この人に売られんのかな」とボロ泣き。困惑のトヨさん...でも、あらまし聞いて、状況を察したトヨさんは画策、ちょっとリッチなホテルに和真を呼び出し、和真を抱こうとします。居たたまれず「...やっぱりそいつ返して下さい」という和真。そう、和真は幹を好きなのです。ずっと...闇金業者でもなく、親からの不動産業を引き継ぐ経営者で、トヨさんは仕事での知り合いです。幹が借金に困っていると知り、助けたかったのです。トヨさんは「ごゆっくり♥」と去ります。

あとがきがめちゃ面白かったんですが、それと言うのは”乳首愛” 乳首の描き方についてです。ちくびトーン重ね貼り→ぷるぷるの美人ちくびが返ってきました→だが乳首を寄せないと違和感ぱないと気付いてピンチ→できねぇ...→お前の乳首愛はその程度か、今こそ試される情熱の時って、こんなやりとりの応酬が描かれていました。制作者さん秘話ですね。
この作者の作品はどれも安定の可愛さ!絵が大好きです。今のところ、めちゃコミック配信分は完読です。
感想済みは以下のとおり

『えっちなお尻じゃダメですか?』 

『僕をしあわせにしてください』

『猫とスピカ』

『背伸びをして届くまで』

他には
『となりのオネエさま』
『両手に花じゃダメですか』
『声に染まる』

『オスワルド』

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作家:中川カネ子さん

「このお話はオスしかいない世界 成長過程にある途中変異”メス化” それにより妊娠出産が可能 というとんでも設定で成り立っております」と前置きスタート!

動物庭園に暮らす動物たちのお話です。擬人化した容姿で、もちろん言葉も話します。調教師の調月は動物と会話できる唯一の人間です。調月から変種のホワイトライオンを育てるよう頼まれたアギフ。アギフは庭園のボスです。
突然変異、遺伝的特質、群れから孤立してるのを捕らえた闇商人から情報を得た王子が買い取ったという経緯は、どうやらアギフも同様だったようです。アギフがネコ科であることは確かですが、なんなんでしょう、チーターかな?木に登れるからヒョウかな?身体は黒。同種でない赤目のホワイトライオンのヴァルの面倒をみることになります。白く赤目の子供は希少で弱い。だから黒で強さを誇るアギフを抜擢したのだとか...とにかく短命な“白”を育てることになりました。

ヴァルはアギフにだけ懐きます。アギフが大好き。アギフもすっかり庇護欲を掻き立てられています。成長していくヴァル、もう少しで成体です。どんどんライオンに育っています。ヴァルはアギフのセフレであるキアが嫌いで、「いっそ殺しちゃおっかなー」と物騒な発言。これにはアギフの従者3にゃん組も「なんちゃって」って言ってよと心配します。ヴァルはアギフに対して”綺麗、触りたい”と性的興奮を覚え、ますますキアを敵視します。キアに掴みかかるヴァルをアギフはグーパンチで制圧しますが、殴られて怒られたショックで凹みます。そして初めての発情が起こり、ヴァルは混乱。アギフに助けを求めます。

さて、最初にあります通り、オスオンリー社会なのです。なので行為には、どちらかがメス化することになります。ヴァルはアギフを欲しがりますが、それはアギフのメス化を意味します。アギフはボスなのです。プライドがあります。しかも育ての父でもあります。本能的にアギフもヴァルを欲し始めているものの、感情がそれを許しません。

強く、美しく成長したヴァルとアギフのボス交代、そこまで理解していないヴァルは”だだっこ”のようです。アギフはヴァルと距離を置くことにしました。離れてみると、ヴァルの周りに他の連中が集まるようになり、”親離れ成功”とともに、ボス交代も示されつつあります。ただ、アギフは自らに「マジの発情キたかも」と自覚しています。それがヴァルに対してのみ反応していることに戸惑っているさなか、ヴァルは力でアギフを支配しようとします。抵抗するアギフ...膠着状態が続きますが、アギフは抗えなくなることに耐えられなくなり、結論、ヴァルを殺すことにしました。ヴァルの寝処で待ち構え「殺しに来た」と宣言し、襲いかかります。強者同士大暴れです。でもアギフに軍配は上がり、喉元を嚙みちぎる寸前までいきます。するとヴァルは、アギフと戯れて興奮したし、楽しかった。思い残すこともないと観念します。「アギフに救われた命だ アギフに殺られんならかまわない」と。結局は殺すことはできませんでした。そしてヴァル(攻)×アギフ(受)の関係に進展します。

擬人化された動物の不思議設定ですが、なんというか...しなやかなんです。特にアギフが...尻尾で”ぺしっ”と払う様だったり、戦闘シーンも動物の張力にスピード感、画力がすんばらしいです。

そしてヴァルとアギフの番誕生で、ラブラブになるわけですが、これで完結です。ただ、もしかすると続きがありそう...と思われる終わり方なので、要チェックだと思っています。

『プロミス・シンデレラ』全ネタバレ4

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作家:橘オレコさん

壱成からプロポーズをもらったものの、バツイチの早梅は躊躇します。対して壱成は「結婚でも付き合うでもなんでもいいから、18になったら俺だけのもんになれよ」と約束を求め、早梅も応じます。

さて、社員旅行で沖縄に来ました。これにも天馬が絡んでいて、宿泊ホテルは天馬のところ。そして何かと張り合う壱成と天馬、同類なので面白いです。

成吾の情報収集にスパイとして送り込まれている九重ですが、本人の自覚は乏しいまでも成吾に惹かれていることは確かです。成吾も九重を悪しからず思っている様子。

 両想いであることがわかった早梅と壱成ですが、天馬はまだ引きません。早梅と会う約束を取り付け、そのタイミングで壱成を引き離す画策をします。天馬の2番目のスパイであるさくらを使って...天馬は、旅館は経営難で潰れるかもしれない、俺と付き合うなら旅館を救ってもいいと早梅に言います。さくらトラップを脱した壱成が早梅の元へ駆けつけ、天馬と壱成と早梅の三つ巴の言い合いになりますが、壱成の弱いところを突いてきます。「経済力のない束縛しまくるだけの、なんの責任もとれないガキが軽々しく結婚なんかぬかすな」と。ズバリ正論ですね。全部わかった上で一緒にいたい早梅ですが、壱成との、この先の不安をなくすために自立したいと言います。大人の自分がリードできる立場にならなければと考えます。だから18までは今までどおりに...それまで好きでいてとは言わないから、でも18になった壱成に相手がいなかったら私から迎えにいってもいい?と逆プロポーズのようなセリフを伝えます。壱成が「俺モテるし、彼女作っちまうかもしんねーよ?」と言うと、それは仕方ないと答える早梅。壱成は不安になり、本当は俺のこと好きじゃないと気付いたんだろ?俺が子供過ぎて...とこぼした言葉に「どれだけアンタを思っているか知らないんだね」と微笑みながら早梅からのキス。
この件で、早梅と壱成それぞれが経済的自立に考えも行動もシフトしていきます。
一方天馬は、早梅にフラれても支援するとのこと。将来的には旅館をホテル化する考えなので、その前に潰れてしまうと面倒だからと言いますが、ビジネスよりも個人的感情ゆえと思います。
自立に舵をきった壱成は家賃3万円のボロアパートに住み、茶房の仕事を辞め、ホテルでの清掃に転職。そこで以前登場の旅館の超上客である西園寺と偶然出会います。西園寺はモデル事務所を経営している有力者で壱成をスカウトします。そしてモデルに興味はなくとも金になるならと応じることに。片や早梅も、仲居と旅行会社で雑務の仕事のダブルワークを始めます。
メジャー誌の表紙に抜擢されても飄々としている壱成。早梅も自分の容姿を意識しだします。ただでさえ10も上だと普通でも凹むわ...
華やかなモデルたちに囲まれる環境に身を置く壱成との関係立ち位置に戸惑う早梅ですが、そうは言っても譲れません。壱成は私のものだ!という気持ちが浮かび上がってしまいます。でもね、壱成には早梅しか見えていないのです。完全に早梅ファースト。もう、そういうところがたまらなくカワイイなぁ、壱成は(笑)

モデル事務所のクリスマスパーティーで、以前にトラブったモデル女子の恵みに拉致られ、早梅が壱成のために手作りしたケーキを奪われた上、頭からシャンパンを浴びせられます。そしてケーキを投げつけらる寸前でドアが開き壱成登場。現場までの導きに力を貸してくれたのはモデルのマリカ。恵の手下どもをやっつけて、ケーキも奪い返し、二人で(逃亡)帰ります。マリカと恵は同期モデルだが、今回の件で呆れたマリカは恵の頭上にシャンパンをかけ「頭冷やせば? 恥ずかしいわ」と罵ります。マリカは壱成に、事情を知らなかったとはいえ、恵に壱成が出席していることを教えてしまったと詫び、ほっぺにキス。外国育ちゆえの軽いノリを壱成も早梅も理解するが、その場面を恵に撮られてしまい、それが週刊誌に出回ることに...モデルで女優でものあるマリカのドラマ出演は白紙になり、壱成の仕事も減少。目先のことだけじゃなく、もっと先を見据えないといけないと壱成の認識は変わっていきます。大学進学も視野に入れ、難度の高い大学のA判定を得る程になります。本当に壱成の成長が目覚ましいです。早梅に出会ってから、早梅が原動力となって、壱成はすごい勢いで変化していると思います。

さて、旅館に食中毒のデマが拡散し、経営不振が加速します。このデマに、早梅の掛け持ちでの勤め先である旅行会社が絡んでいるようで、そこの社長とモデルの恵がタッグを組んで仕掛けてきそう雰囲気です。客離れ中の旅館の巻き返し企画として“大正ロマンコスプレ計画”を実施。で、盛況。これにも天馬の協力と西園寺の衣装提供があったりで、ご縁が効いています。
天馬の部下の九重は旅館を辞め、次は例の旅行会社へ潜入入社します。これも天馬の指示によるもの。九重に社長の動向を探らせます。こうして九重と早梅は旅行会社でも同僚となりますが、旅館でも働いていることを知る社長から花見の提案を受けます。旅館にお勤めの皆様でいかがですか?と。なにかありますね、絶対。そう思った九重も参加を申し出ます。花見当日、恵の視線の先に成吾がいます。骨抜きにしてホテルに連れ込む算段です。その恵を見つめる鋭い視線の持ち主は九重!きっと彼女が活躍するはず。

2021/08/29現在、最新話はめちゃコミック144話、コミックでは95話です。
今回は最新話までを描きました。続きも配信を追うつもりです。

『プロミス・シンデレラ』全ネタバレ3

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作家:橘オレコさん

めちゃコミック110話(コミック73話)までを前回書きました。ここで登場メンズの私の独断ランキングを書かせていただきます。
1位 やっぱり壱成です(なんだかんだカワイイんだもん)
2位 洸也です(つき合ったら苦労しそう...でも魅力的)
3位 成吾です(完璧出来過ぎ君はちょっと面白味に欠けるかも)
4位 吉虎です(若かりし日の吉虎ストーリー有!素敵です)
5位 天馬です(実は結構いい奴かも)
※1位と2位は僅差

111話は洸也と仲居のまひろの話ですが、まひろという女性、結構あざとく強かです。私は苦手だなぁ 家庭の事情から、お金への執着が激しく、仲居をしながらキャバクラにも勤めています。金持ちな男を捕まえて結婚退職まで見据えていましたが、寸でのところで破綻します。洸也は以前から、そんなまひろに会いに客としてキャバクラにも通っています。収入レベル”並”の洸也をディスリつつ、本当が洸也が好き。ある日まひろは、酔って洸也に持ち帰られるように仕向けます。洸也の家にたどり着くも、あからさまに誘っているのにノッてきません。腹を立てたまひろは「...意外と臆病なんですね 物事はっきり言わないし 壱成様(坊ちゃんなので様付で呼ばれています)のがずっと男らしい...」と挑発。
早梅が壱成に尋ねます「洸也さんて坂村さん(まひろ)の気持ちに気づいてないのかな?
壱成の見解は次の通りです「とっくに気づいてるだろ 気づいてねーふりしてるけど」
早梅「なんで?」
壱成「坂村が自分のことで感情的になったりすんの見て楽しんでるように俺には見えるね ただのドSだろ」

まひろの挑発にノッてキス!洸也の本領発揮です。
洸也「ほら、頑張って背伸びして」
まひろ「とどかないよ」と爪先立ちで震える足
興奮しているまひろをパッと放して、「ここから先をしに来たってことでいいのかな?だったら素直に言わなきゃ なんでも言わせようとするのはズルいんじゃない」と挑発を仕返します。でもまぁ、この日は実らず。既にまひろのキャパオーバー。本当はキスだけで大興奮で帰り道々、早梅に電話で「聞いて!キスしちゃった!! やばーい」なんて言ってますから。

壱成と早梅もなかなか進展しませんでしたが、他人のことはよく見えているんですね。壱成が洸也を見通していたのはちょっと意外です。

今回はこの一話分のみです。本編の続きは”ネタバレ4”で進めます。