『絶対にBLになる世界 VS 絶対にBLになりたくない男』
作家:紺吉さん
なるほど、そうきたか!BL需要の現状に、その角度からの漫画とは...と、読んで唸っております。
BLあるあるを、一般視点から、その違和感を指摘しています。
「ヤりたい女子の話から抱ける男にすり替わる猥談」ひとつもわからん... て、ああそうでしょうとも!私もBLの良さを男友達に力説するも「全くわからん」と一蹴されました。そんな、ノンケ男子には理解し難いBLまんがの世界を、例を挙げてシュールに教えてくれます。
男が男に、恋に落ちる瞬間 例えば、躓いて倒れかかった友人を抱きとめる 抱えた感触「腰細ぇ ちゃんと飯食ってんのかよ」このように、やたら細いやら「女のようだ」という感想を持ってしまうのだ「よくみりゃ 女みたいに睫毛長いな...」「細ぇ首...無防備に晒しやがって...」どうもこの世界 好きな相手の事は妙に華奢に見えてしまう魔法にでも掛かるらしい
わはは、わかる~と思いながらニヤついてしまいます。とても面白いです。
ま、BLは主に女子のためにあるのです。ファンタジーですからね。