『ブルータル 殺人警察官の告白』
作家:古賀慶/伊澤了さん
かつての私は事件モノが大好きでした。
謎を追います。真相は?なぜ殺した、殺された?その動機を知りたくて、事件の背景を理解したくて、謎が解かれていく展開を楽しんでおりました。
ところが最近は残酷なのも、グロいのも、なんだかツラくて観なくなり、それはマンガも然りです。...なのですが、『ブルータル 殺人警察官の告白』をめちゃコミック無料配信の12話と有料の13話めまでを読みました。
あらすじによると、錦戸亮主演でテレビドラマ化され、大ヒットとなった『トレース科捜研法医研究員の追想』、漆黒のスピンオフ...だそうです。法で裁けない極悪人に、最悪の死を与える男がいる。警視庁捜査一課、檀浩輝。元警視総監の父を持ち、キャリア組で出世街道を邁進する彼の裏の顔は、100人を超える悪人たちを殺してきたシリアルキラー。悪人に死刑を超える私刑を贈る純黒サスペンス...とあります。
言わば”必殺仕事人” 数話ごとの事件です。で、二つめの事件「ナンパサークルM・O・T」は超絶不快で、”死の鉄槌”も納得なのですが、この事件の諸悪の根源が20歳の政治家ジュニアで、壮絶な死を迎えます。...が、私の着目点は別なのです。まったく関係ない別作者によるラブコメ『はやくしたいふたり』に登場する、17歳の男子高生がとても似ていること!しかも政治家ジュニアという設定も同じです。絵のタッチも全然違うのになぜにこんなに似るのでしょう。この子は真面目すぎるほど真面目だというのに。そしてどちらも継続読み出来ず...
ちなみに推したいサスペンスは以下の通りです。
『石の繭』と『水晶の鼓動』
木村文乃さん演じる新米刑事が巻き込まれるサイコな事件。
20年くらい前のドラマ『沙粧妙子』をちょっと思いだしました。今思うと、『沙粧妙子』の出演者は超豪華!主役の沙粧妙子は浅野温子さん。サイコで怖いのが佐野四郎さん、升毅さん、犯人や被害者役は香取慎吾さん、国生さゆりさん、広末涼子さん、反町隆史さん、それからえっと…スペシャルの時には草彅剛さん、中谷美紀さん、それからそれから…この頃にプロファイリングって言葉がメジャーになったと思います。また観たいな。
そして『石の繭』と『水晶の鼓動』前身となるスピンオフ作品『悪の波動』
2019WOWOW
まぁ哀しい。
母親と共に誘拐され、自分は助かったが母親は殺されました。そんな壮絶な生い立ちから残酷な殺人者へ化していくきっかけが描かれています。この頃にはまだ在った人への愛情めいたものが粉砕されるシーンは切ないです。
俳優さんがめちゃめちゃいい!主人公は古川雄輝さん
家族DVに遭っている隣人は元同級生 この同級生役の女優さんもいいです。そして敵役となる俳優は池田鉄洋さんがもう、最高にキモくていいです。
あまりに酷い思いをすると、どうしたって歪んでしまいます。ああこの時、ここに愛があれば...なんてぬるいことを思いながら観ておりました。
3作ともいいです。全然疲れません。一気見できます。大変おススメ★★★★★
一時期『クリミナル・マインド』にもハマりました。シリーズ化されていたから長期に渡りますが、一日中観ていたこともありました。思い返せば結構ヤバめ?病んでいたのかな?
シリアルキラーを追うFBI捜査官たち。中でもDr.スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラー(Matthew Gray Gubler)が好きでした。天才で華奢なんだから、銃もって現場に乗り込まなくていいんじゃないの?内勤に徹すればいいのにと思いますがドラマなんだもんね。
『メンタリスト』も面白かったなぁ。頭脳明晰な変人って、やっぱりいい。
サイモン・ベイカー演じるメンタリスト、パトリック・ ジェーンは家族を惨殺され、犯人に辿りつくためにCBIのコンサルタントとなり、天才的頭脳とハッタリで様々な事件を解決していく。サイモン・ベイカーのくしゃくしゃっと笑うチャーミングな笑顔が可愛くていいです(萌)
今回は趣旨からズレておりますが、興味は移り行くものということで...